僕は薬物依存のベガです。長崎県出身の31歳です。主な薬物はラッカーシンナーとアルコールです。LSD、覚醒剤、マリファナ、ガス、ケロリンの乱用もありますが、依存はしていません。警察に幾度となく逮捕され精神病院に入院し、警察署の紹介で保健所をとおし、長崎ダルクを知りました。それでもしばらく使用していたのですが、家にいられなくなり、ダルクに相談したところ、ダルク指定の精神病院を紹介され、入院しながらダルクに通所しました。それが始まりで AAやNAを知り、教会のミーティングに参加するようになりました。退院後、一度、家に帰り、たまにダルクに通所していたのですが、行きづまりを感じ入寮を勧められました。入寮の入り口は結城ダルクで、その後、磐梯ダルク、那須ダルク、鹿島ダルクに移動し、一度社会でやってみたのですが、いろいろな面でつぶれて、また出戻りしました。そして、今回、鹿嶋潮騒ダルクにつながり、仕事とミーティングを主体とするプログラムをこなしています。いまでも上手に生きていけないですが、薬物のほうは何気なく止まっています。この先どうなるかわかりませんが「希望」だけは、忘れないで生活していきたいと思います。今日一日で。