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俳句集

2014年8月の句

丑の日

選者 桐本石見

均等に 父親が切る 鰻かな

ショウイチ

最近では鰻も高価になり普段に食べる訳にもいかない。しかし丑の日などには年中行事の一つとして全国的に食べる。家庭での料理か、子供達の不満が出ぬ様父親が特別に包丁を持ったのか、微笑ましい家族の句です。

鰻の荷 嫁ぎ先より 送ったよ

シ マ

原句の蒲焼は季語に無いので少し変えました。この詠は娘さんの嫁ぎ先が鰻の獲れる所か、また養殖の有名な浜名湖の近くかも、そこから鰻の蒲焼セットを送ったメールが着たのかも。気軽な音信に親子の情を思う句で心温まる。

鰻には丑の日といふ厄日かな

ユタカ

丑の日は十二支の中にあり年に四回あるが、夏が一番使われる。またこの日に鰻を食べる習慣は江戸時代の平賀源内の宣伝に因るとも。合わせて夏の疲れを鰻の栄養で補ったとも。鰻は食べられるので大厄日である、俳諧の憐れの句。

火の粉舞ふ鵜も楽しさの長良川

カート

長良川の鵜飼は約千三百年前か行われ、天皇の御料鵜飼ともなり今に伝わる。鵜を飼育して鮎などを獲るが、今では漁業と云うより観光の面が大きい。篝火の火の粉が舞うのも幻想的で観る人も鵜も一時は楽しく古風な風情の句です。

鰻喰ひ匂い沁む服帰路急ぐ

仕事を終えた夕方仲間と鰻を食べ一杯やっての帰路かも。服に蒲焼の匂いが沁みる気がするし、待ってる家族にも少し気が引ける思いもする。都会のサラリーマンを思う句です。

千住町鰻が縁で友となり

トム

東京足立区千住は昔に日光や奥州街道の一番目の宿として栄え、名は漁師が網で千手観音を拾い揚げた故事に因るとも。また、この辺りの昔は荒川や沼地が多く鰻も多く獲れたとも、今でも鰻屋が多いが「尾花屋」などは有名。鰻屋で知り合った友人と云うのも面白い句です。

高級の天然鰻のみを食ふ

アベ

日本鰻も絶滅危惧種に指定されるほど減ってきたので高価になったし、どの店で本物を食べられるかも知れない。利根川沿いの笹川町では八千円くらいで食べられる店がある、願望をも込めた俳諧の句です。

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