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俳句集

2014年4月の句

さくら

選者 桐本石見

靖国の神は父なり花吹雪

ユタカ

靖国神社は明治以降国事に殉した英霊、約二百五十万柱を祀る。句の作者もまた私も父を戦争で亡くしたので特別な思いの靖国でもある、境内には染井吉野、山桜、枝垂桜など約四百本がある、花吹雪はその英霊への散華であり、花と散っ た父への思いと哀れの句でもあります。

桜咲く野辺に童の声充ちて

ポチ

日本の四季に咲く花の中でも桜は格別で、農事、入学、入社、など桜の咲く四月を目安にしている。また子供達が冬の寒さから開放されて元気な声を聞くのも四月、校庭にも野にも遊ぶ声を彷彿する明るい句です。

桜舞ふ夕べ狂ほし恋心

トム

咲き満ちた桜も夕風に散り舞うと何か切ないが、また自分も狂うほどに人が切々と恋しい。ことに山桜などは哀愁を思い、私も亡妻を思う一句です。

山桜故里の母思ひをり

ミヤ

桜には染井吉野、彼岸桜、山桜などあり夫々に趣きがありますが、淡紅色の山桜には淋しさや里を思う恋しさがあります。谷間に咲く山桜を眺めていると、母や里を懐かしく 思う。しみじみとした句です。

桜舞ふ鹿島の空も海の藍

あやめ

桜は古来から咲き振りよりも散り際を武士が愛したが、戦国の世の男の生き様でもあり、現世の人の願いかも知れない。桜の舞い散る空を眺めると鹿島灘の様に蒼い、桜の色にコントラストも美しい句です。

山桜離ればなれに暮れてをり

イチ

山桜は自然に育ったものが多く山間の旅をすると谷や裾野に見かけて旅情を添える。その山桜の咲く山も谷間や日陰から暮れてゆく、袋田や故郷の山を彷彿する句で懐かしい。

城山の闇を分けゆく花見客

アベ

城跡は今は公園として憩いの場の所が多い、近くでは鹿島小見川などがあり、夜桜見物が催される。花はライトアップされるが道は暗い所もある、闇を分け行くに実感の句です。

夜桜や肌の冷えに香るかも

カート

夜桜見物は燈に浮立つところと暗がりの花の趣に女性も思う。夜も更けて冷えを思うころには肌にも香りがするほど薄紅に思える。艶冶を込めた一句です。

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